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木曜日見舞いに行くはずだった

一昨日,今は別の職場の先輩と同僚をお見舞いに行く計画を立てた。実のところ,お見舞いは相手を励ますというよりは,自分達を納得させるためのものかもしれない。少しでも張り合いを持って貰えれば良い,と思っていた。だがその日,無性に同僚が気になり病院の近くに出たついでにナースステーションに様子を聞きにいった。お姉さんが付き添っているそうで取り次いでくれるという。部屋の前で待つと「**さんが来てくれたよ。ああ分かるみたい。顔を見てやって頂けますか?」との声が聞こえる。病室に入ると同僚は肩を上下させ,浅い呼吸を繰り返していた。目はうつろ。姿を認めて,かすかに反応している。声は出ない。後は話しかけるしかできなかった「Hさん!**だよ!しんどい時にごめん。水曜か木曜かにM先輩とT先輩連れてくるから。Kさんも土曜に来るって!」人の名前を出すと反応がある様子。意識が清明な日と混濁する日があるらしい。見舞は急いだ方が良いかもしれない。先輩達に連絡を取り,日時を決定。翌日上司等に報告。休暇を取り付ける。正午過ぎ電話をとる。Hさんの奥さんから。息を引き取ったとの報告。言葉に詰まる。上司に報告しようとするが,口が動かない。涙が止まらない。突然だった。周りの反応が分からない。仕事をしなければいけないのに頭に入らない。目に入るものが全部Hさんを連想させ,涙ぐんでしまう。昨日は私のことが分かったのに!先輩を連れてくると言ったのに!信じられない…Hさんと仕事した期間は僅かだが,温かく人の心配ばかりしている善良な人だった。私達はHさんを送り出さなくてはいけない。だからまだHさんのために出来ることは有る。そういう役割を与えられたと思った。でもM先輩とT先輩に℡する勇気がない。もっと早く連れていけば良かった。ごめんなさい。友人Jから℡有り。話を聞いて貰う。まだ出来ることは有る。

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