« 2007年5月 | トップページ | 2007年7月 »

2007年6月

今週の読書メモ

今週は

・「砂漠」伊坂幸太郎

・「野中広務 差別と権力」魚住昭

・「おはなしの日」安達千夏

・「むかつく二人」三谷幸喜・清水ミチコ

・「100万分の1の恋人」榊邦彦

・「女たちは二度遊ぶ」吉田修一

どれもそれなり。特に良かったのは「砂漠」大学生の空気感と伊坂独特の空気感がマッチ。私もこういう大学生活が送りたかった。「野中広務 差別と権力」も良い。一時はニッポンの政局の中枢をになった黒幕。差別にさらされた野中は遅咲きの政治家。そういう一面的ではない人間像が描かれている。一貫しているのが差別に対する姿勢。自分で自分の力で立ち向かう。ことさらに強調もせず、ひた隠しにもせず。この姿勢は尊敬に値する。黒幕として老獪な面もあっただろう。しかし、弱者に対する優しい目線は本物であったろう。「100万分の1の恋人」純愛系ラブストーリー。高校教師として就職する予定の「ぼく」。ある日、恋人のミサキにある告白をされる「私の父はハンチントン病の患者です。ハンチントン病は遺伝性疾患で、私がハンチントン病になる可能性は50パーセントです。」今の私には読むのが辛かった。命は重い。最近時間がなく…この程度で許してください。基本、私は読書好きだが、事実の方が重い。その重さがそびえ、身動きができない。

| | コメント (0)

今週の読書『「人を好きになってはいけない」といわれて』大沼安正(02講談)

 人の弱みにつけ込む一部の宗教は大嫌いだ。この本の著者は統一協会の信者を両親に育てられた。彼の成長の過程が描かれている。

 読書中はものすごく、気分が悪かった。彼の行動は、申し訳ないがそういう感想を抱かざるを得ないのだ。小学生時代から統一協会に違和感を持ち、「両親が統一協会を辞めたら学校に行く」とし、不登校になる。中学入学と同時に引きこもり、外界との接点はパソコンのみ。エロ画像等のサイトの描写が生々しく、イヤな感じ。卒業後は地元コンビニでアルバイト。しかし、人との接し方のスキルが全くないため、行動は不可解。おそらくストーカーと間違われるであろう行動をする。児童相談所にも通い始める。上京後は肉体労働をはじめるが程なくやめ、体を売る。やはり、体を売るという行為が猛烈に気持ち悪い。耐え難い。小説では平気なのに、なぜだろう?それは、彼の行動が彼の自立的なものでありつつも、宗教への反発という出発点にあるからだ。宗教というのは時に人に勇気を与える。しかし、一部の宗教は人間の思考を制限し、人間でありながら、人間らしさを失わせる。そういった意味で犠牲者だ。しかし、現実に立ち向かう方向に行っている。そのことが救いだ。彼の今後が、良い方向であることを祈らざるを得ない。

<BOOK>☆☆★★★『「人を好きになってはいけない」といわれて』大沼安正

| | コメント (0)

今週の読書「希望の国のエクソダス」村上龍(00文春)

 うーん、やっぱり苦手かな?でも読み応えもあったし、伝わるモノもあった。ただそれが、私の感性にフィットしないだけなんだと思う。

 あらすじを一言でいうと、子供の可能性。中学生がある日テレビで中東のゲリラの少年が映される。なんと少年は日本人だった。その少年に触発され、中東へと向かう少年が続出。しかし、政局の変化などでたどりつけなかった。学校への通学を拒否し出す中学生が出る。その少年たちが取り始めた行動は、従来の常識ではとらえられない出来事だった。

 物語をつづるのはフリージャーナリスト。教育問題や経済問題とリンクしながら物語は進む。村上の発想はスマートでかつ合理的。日本を引っ張る新しい産業の人には共感できる内容かもしれない。しかし、文学を必要としている人は村上のような勝ち組ばかりではないと思う。格差社会といわれる。平均が良いとは思わない。けれど先を行く人が全てではない。だからこの小説は価値がある。私にはない価値観に触れられたという意味で。しかし、共感はできないだろうと思う。この小説が描く社会が理想なら…負け組で良い。

<BOOK>☆☆★★★「希望の国のエクソダス」村上龍

| | コメント (0)

お久しぶりです!「ワルツを踊れ」くるり

 もう、何日もマイノートパソコンに手を触れていなかったなあ。

 現在の近況…友人が倒れた。状況は悪いながらも安定、といったところ。彼が倒れて、3週間になる。今までで生きてて、いちばん辛い3週間だった。イマイチ実感がわかない。でも現実…追い込まれて初めて、自分が友人をどれほど大切に思っていたか分かる…考えると苦しい。どうしてこうなったのか、分からない。きっとどれほど考えても分からない。でも、希望を捨てず、できることをし、辛さから逃げないこと。辛いのは当たり前。彼がいたおかげで、たくさんの楽しい思いを味わい、支えられ、立っていられた。真剣に向かい合えた実感のある友人。どうか、彼にとって一番良い方向に行くように…

 こういう状況ですが、くるりのニューアルバム買いました。岸田+佐藤2人体制初のアルバム、「ワルツを踊れ」。くるりはアルバムが出るたびに音が変わる。音楽の本質は変わっていないと思うけど。ウイーンでのレコーディングということで、アレンジにクラッシック色が出ている。私の中でいちばん聴きやすいアルバムが「TEAM ROCK」だが、それに匹敵するキャッチーさがある気がする。一因として歌詞の世界観が抽象的ではなくなってきている。今までは感覚で歌詞をつかんでいたが、今回は歌詞を感性で感じる。具体的すぎず、文学性はそのままで。言葉の一つが別の違う意味を持つような、広がりのある感覚。いやー、静かな夜に一人でじっくり聴くのがベスト。特に良いのが「ジュビリー」の中の歌詞の一部

  歓びとは 誰かが去るかなしみを

  胸に抱きながらあふれた

  一粒の雫なんだろう

 いつかこういう風に感じる日が来るだろうか?映画「天然コケッコー」の主題歌「言葉はさんかく こころは四角」も良い。ほのぼの感たっぷり。今より若いころ自分の口からでる言葉も三角でした…とがってました…あのころの周りの人ごめんよ。

 元スーパーカーでチャットモンチーのサウンドプロデューサー・いしわたり淳治のブログでもくるりのアルバムのことが触れてあった。考えてみればくるりとスーパーカーは同時期のデビュー。スーパーカーは解散し、くるりは何度かのメンバーチェンジを経て今の形になった。時間がたったんだな。でも、どちらも今も私を力づけてくれている。

 実は友人Nのおかげで7月のくるりの倉敷ライブに行けることに!!わーい。でもこのライブ、前述の友人と行く予定だったんだよね…うれしいけどかなしい。前にも一緒にいったよなあ。すごく楽しかった、よ。

<MUSIC>☆☆☆☆☆「ワルツを踊れ」くるり

ワルツを踊れ Tanz Walzer

| | コメント (2)

眠れない

 眠れません。どうしよう?もうすぐ仕事に行かなきゃいけないのに…困ったモノです。

 さて、当分の間ブログの更新はできないと思います。カフェ部もしたし、書きたいこともあるけれど…今、大変なことに当たってしまったもので。このブログは基本的には楽しいことを中心に書きたい。(辛いことも書いたことがあるけれど、9割以上は一日のうちの楽しみを書いたつもり)けれど、今回ばかりはどんなにがんばっても楽しいことを見つけることが難しい気がするのです。世の中理不尽なことが一杯ですが、今回の出来事ほどそれを感じたことはありません。まだ、現実を受け止めきれないです。受け入れたくもないです。けれど、やるべきことも、まだあるのです。現状を認識し動くことが必要な時期だと思っています。できることなら後悔を少しでも残さずに、やるべきことをやりきりたいと考えています。どこまでも自己満足かもしれないですが、相手から受けた恩を何一つ返していない私には必要な過程だと信じて、精一杯祈り、考え、行動したいです。長々意味不明なことを書きましたが…ごめんなさい。書くことで、気持ちが定まった気がします。泣いている暇があるならば考えろ!私!!

| | コメント (0)

ケンタロウさーん!

 料理家のケンタロウさん大好きです。「決定版 ケンタロウ絶品!おかず」を買っちゃいました。書店で良く平積みされている赤色の背表紙のレシピ集。友達が奥薗寿子さんのを買っていてうらやましかったので~。ケンタロウさんのレシピは、とにかく簡単に作れて、おいしいところが良い。ケンタロウさんの好きな食材の傾向も何となく分かったりして。あさり、豚肉、アスパラなどが多い気がするけど気のせいかな?やっと余裕ができてきたから、そろそろ料理もがんばらなくちゃ!結構厚みがあるから、全制覇までいつになるかな?

| | コメント (0)

今週の読書1「はじめての文学」よしもとばなな(07文春)

 人気シリーズのよしもとばなな編。短編集が7編。

 デビュー作「キッチン」「おかあさーん!」「おやじの味」「バブーシュカ」「ミイラ」「ともちゃんの幸せ」「デッドエンドの思い出」

 最近の短編集「デットエンドの思い出」から3編も入っている。私が好きなのはやはり「キッチン」10代前半で読んだせいか、ほとんど忘れずに頭に入っていた。家族を失ったみかげとそれを受け入れたえり子と雄一の不思議な親子関係が気持ちよい。他の短編と比較すると瑞々しく勢いがある感じ。「おやじの味」は仕事を辞めたさなえが田舎暮らしをする父の元に行く話。会社時代の友人からの手紙が秀逸。人の気持ちのずれを感じ、自分に投影する人も多いと思う。言葉にならない感覚のずれは特に職場で感じやすい。主人公のように仕事を辞めることができたら、何か変わるだろうか?分からない。

 最近このシリーズモノを続けて読んだせいか他の作家との違いを感じる。感覚、感性のみずみずしさは群を抜いている。時代の主流の空気感とは少し違うのに、かけ離れてはない。普遍的なのに、新しい。そんな感じを持った。

<BOOK>☆☆☆☆★「はじめての文学」よしもとばなな

| | コメント (0)

先日のお家カフェ部~シャンピニヨン~

 最近料理意欲が減退している。理由は分かっている。疲れているのだ。精神的に。そういうときはお腹だけでも満たしたくなって食に走ってしまう。というわけでどうせ食べるならおいしいモノ。行ったことがないパン屋さんにゴー。以前から気になっていた総社市の180号沿いのシャンピニオンへ。フツーの昔ながらパン屋風。とりあえずきな粉パン、メロンパン、アップルタルトを買う。朝ご飯として食べると…おいしい。きな粉パンはクリームの中にさくさくとした多分フレークが入っていてヒット!値段もお手頃だったしはまるかも?基本どれも素朴な味でした。でも飽きは来ないと思う。ちょこっと気になったのが、パンの形のインテリア(?)。リース類や小さなパンがたくさんあり籠に入っている。アレンジ次第ではかわいいかも?

<CAFE>☆☆☆★★シャンピニオン

| | コメント (0)

今週の読書3「親父の遺言」いかりや浩一(06幻冬)

 ドリフ世代の私。ひょうきん族には目もくれず、当然全員集合派。欠かさず見ていた。

 いかりや長介は晩年は役者として活躍していて、渋くて大好きだった。

 これはいかりやの息子さんの著作。サラリーマンでいらっしゃる。家庭人としてのいかりやの横顔が描かれている。いかりやが子煩悩で、家族を大事にしていたことが伝わってくる。著者自身が言っているいかりやの女性運の悪さ。連れ添った女性が病気により先立ったり、病気により子育てが困難になったりと苦労がつきまとう。また、晩年は、役者として奮闘、踊る大捜査線に出演し、大きな評価を得るまでの軌跡が家族を通して描かれている。通夜で夜八時に自然発生的に起こった「8時だよ。全員集合!」コール…これには泣かされます。

 暇つぶし程度に読んでいたが、思わぬエピソードに驚かされた。

<BOOK>☆☆☆★★「親父の遺言」いかりや浩一

フジファブリックの新曲がいいなあ。なかなか好評なようです。ネットラジオで聴いてみたけど、不思議なノリ。聴いて落ち込むようなことはなく、奇妙なハイテンションになりそう。メロディラインはフジファブリックらしい。アッパーなロック、だそうです。落ち込みがちな時期は辛いかも…と思ったけど、ちょっと気分切り替わった。エキサイトミュージックのインタビューも必見。志村くんパクチーかわいそうだったね…ふとみるとiLLのインタビューもあったので見た。ナカコー、かなりやる気なさそうに見える。…しゃべるのとか苦手なんだろう。ミュージシャン以外の職業には絶対就かないだろうな。だからこそ良いのです。でも現実にいたら相当な苦手キャラだわ。新曲の「Call My Name」は歌詞付きでスーパーカー以来でナカコーの歌声が聞けるそうです。

| | コメント (0)

先日のカフェ部~ベルネーゼ~

 吉備中央町に行って来ました。友達+知り合いの計6人で近況報告。前からいってみたかったベルネーゼに行ってみた。ゆずの絵が描いてある看板が目印。吉備高原都市の北住区(?)の中にある。むちゃくちゃ住宅街の中…迷う人もいるかも?でもログハウスで庭もきれいにされていて、リラックスできる。住宅街だけあって静かだしね。私は日本紅茶の丸子(まりこと読む)とマンゴーチーズケーキを注文。あわせて900円也。お皿は英国チック。薔薇の模様のお皿も飾られている。日本紅茶はくせがなくケーキに合う。ポットサービスでゆったりできる。マンゴーチーズケーキはまろやか~。おいしいし雰囲気も楽しめるのでいい感じ。近くに行ったらまた行きたいな。

<CAFE>☆☆☆☆★ベルネーゼ

お店のブログ発見!場所はわかりにくいから地図サービスで検索することをおすすめします。住所は…岡山県加賀郡吉備中央町2440-52

| | コメント (0)

…ど、ど、どびっくり!!

 友達が、電撃結婚。しかも5/1に。何気なく「結婚準備進んでる?」とメールで聞いたら。「実は結婚した」ええええええええっ?「なんでまた、はやくに?」と聞くと「準備が早くできすぎて」とのこと…。結婚はアグレッシブにしないといけないのかもしれない。私に足りないのはこういうところだわ。でも、そこまでのパワーはないっす。

 さて、さて、週末の楽しみ!明日のMステにくるり出演。おお楽しみ!新曲「JUBILEE」歌ってくれるぞ、きっと…ニューアルバムの「ワルツを踊れ/Tanz Walzer」も今月末(6/27)リリースだし。辛い辛い日々ですが、楽しみもなきゃね(^_^;)

| | コメント (0)

今週の読書2「はじめての文学」宮本輝(07文春)

 久々に宮本輝を手に取った。

 私の中で良い作家は独特の雰囲気があって、変わらないモノがある。ということ。宮本輝の空気感は好きだ。

 この中に入っている短編では好きなのがあった。「星々の悲しみ」。予備校にも行かず、図書館に通う主人公。そして、医者を目指す予備校仲間スマートな二枚目志水と三枚目の草間の交流が描かれている。ネタばれだが、志水は病気で死ぬ。人が死ぬことは重いが、案外色々なことを忘れるのだ。でないと生きていけないだけど。そういう感覚が写し取られている気がした。

<BOOK>☆☆☆★★「はじめての文学」宮本輝

| | コメント (0)

今週の読書1「神田川デイズ」豊島ミホ(07角川)

 「檸檬のころ」の豊島ミホの最新作。大学生、大学生だった人に読んで欲しい。私は豊島ミホは当たりはずれがあると思っているが。今作は当たり。豊島さんの大学生活はこうだったのかな?と考えると興味深い。

 ある都内の大学を舞台に冴えない大学生たちが、あがきながら、真っ直ぐに大学生している。ハゲ・デブ・童貞の3人組がお笑いに目覚めたり、マジメで田舎出身の女子大生がなぜか左翼系サークルに入ったり、軽くイベントサークルに入ったのに何となくうまくいかなかったり、どういう訳かスクリーンサークルを抜けて女子向けポルノを撮ることになったり…みんなフツーの華やかな大学生活にあこがれているけどどうもうまくいかない。でも、ぶつぶつ文句を言いつつも行動に出る当たり、感じがいい。大学に忘れ物がある人はぜひ読んで欲しい。あのときこうしていたら…と考えると相当痛いけど、でも懐かしく思い出せるかも、よ?

<BOOK>☆☆☆☆★「神田川デイズ」豊島ミホ

ブログパーツつけてみました!かわいいっしょ?下の方で見にくいけど、見てみて下さい。カフェ部に相応しくおまんじゅうの「あまいっしょ」です(*^_^*)

| | コメント (0)

ラーメン食べたい

ラーメン食べたい
どうしてもラーメンが食べたい時がある!ツレを無理矢理誘いラーメンツアーへ。180号沿いをふらふらと車で。一宮の中鉄バスの近くで屋台?風ラーメン屋発見!期間限定風でもある。迷わず入ることに…変な時間帯のせいか客は私らのみ。お店の名前は熊本ラーメン大門。メニューは充実。ラーメンが基本4種類で、それらのアレンジ版がおのおのある。えーいせっかくだということで黒スペシャルというのを注文しようと思ったら、お店のお姉さんに「かなりなボリュームになりますよ。もやし・ねぎ・チャーシュー・味玉・のりが増量になるから」といわれ黒チャーシューにすることに。黒というのは玉葱・ニンニクの香味だれのようで所々に黒いモノが浮いている。基本は豚骨のよう。細麺だ。味はちょっとしつこいけどすごくおいしい。これは又食べてもいいかも?と思った。いつまで出店しているのだろうか。お値段は少々高めだよ。

<EAT>☆☆☆☆★熊本ラーメン大門

どうでもいい(?)話…ちらっと読んでいた本で、トライセラトップスの和田唱さんは和田誠さんと平野レミさん夫妻の息子さんだと知った…かなりびっくりした。有名な話なのか!?

| | コメント (0)

先日のカフェ部~アートガーデン~

 どーしてもおいしいケーキが食べたくなった。パッと浮かんだのがスーリーラセーヌ。しかし、カフェに行きたかったので。(私の中でスーリーラセーヌはケーキ屋さんなの)アートガーデンへ行くことに。場所は三門駅と岡山駅の間180号線の大きなカーブを曲がり、180号線から離れると右手にある。ちょっとわかりにくい。ギャラリーが主なカフェ。お客さんは…うーん私ら以外いないぞ。行った日は風がさわやかな日でゆったり。油絵の展覧会が兼ねられていたようで、油絵をゆったり鑑賞。カフェには本が何冊か有り、販売しているよう。私が分かるのは金原ひとみさんと瑞人さん親子のくらい。さて、肝心のケーキは…ここのケーキセットは、スーリーラセーヌから取り寄せられているケーキなんです。今日はフランボワーズにした。他にも抹茶・チョコなどあったけど。飲み物は紅茶で。うーんまったり。ケーキは甘酸っぱい。生地の中ナッツも入っていておいしい。すごく上品な味。ちなみにこのカフェは私の中では大人顔のカフェ。アートと縁が深い生もあるけど、何となく上品なのだ。非日常を感じたいときには良いカフェです。

<CAFE>☆☆☆☆★アートガーデン

あとで、アートガーデンのフリーペーパーを読むと、金原瑞人さんのコメントが!どうやら経営者のご親戚のようです。なんかすごくセンスがいいご兄弟なのね…

| | コメント (0)

今週の読書5「はじめての文学」宮部みゆき(07文春)

 宮部みゆきさんのイメージはミステリー小説の優等生。私にとってはとても読みやすい。外れがないのだ。しかし、心の隙間をえぐるような鋭い目線があり、単なる優等生ではない。食えない優等生だ。このシリーズでは4編が入っている

「心とろかすような」「朽ちていくまで」「馬鹿囃子」「砂村新田」

 「心とろかすような」は元警察犬マサと蓮見探偵事務所が舞台の作品。「朽ちていくまで」はサイキックモノ。他2編は江戸モノだ。いずれも宮部作品の代表的な素材「江戸・ESP・ミステリー」から抽出した良品。私は「心とろかすような」が好き。犬好きだから(笑)。しかし、今回はあえてプッシュは「朽ちていくまで」。この作品が入っている文庫「鳩笛草」が名作だから。もしもこの作品が気に入ったら、絶対に気に入るはず!読んで!!

<BOOK>☆☆☆★★「はじめての文学」宮部みゆき 

| | コメント (0)

今週の読書4「はじめての文学」村上龍(06文春)

 村上龍は食わず嫌い。何となく苦手で…そのメッセージは鋭く何となく痛い。派手な感じも好きじゃない。

 と思っていたが、やはり読まなきゃ分からない。一気に好きにはならなかったが、注目したいと思った。読んで良かった。

 このシリーズでは珍しく長編の導入部分が収録されている。「希望の国のエクソダス」だ。ITやら、紛争やら、教育問題やらをリアルに取り上げ、成立しにくい物語を成立させている。そんな予感がした。これは、読んでみなくては!

 短編では、ショートショートに近い短さのモノが多い。印象深かったのは浦島太郎や鶴の恩返しを現代風にアレンジしたモノ。皮肉が効いていて、村上の「戦え」というメッセージを受け取ったような気がした。錯覚かもしれないけど。

<BOOK>☆☆☆☆★「はじめての文学」村上龍

| | コメント (0)

« 2007年5月 | トップページ | 2007年7月 »