今週の読書2「鹿男あをによし」万城目学(07幻冬)
「鴨川ホルモー」が面白かったので、挑戦。いやー挑戦は必要です。
あらすじは、大学院で同じ研究室の助手といざこざを起こして、奈良女学館という女子高に産休代員として勤めることになってしまった主人公。剣道部の顧問となったり、鹿に(!)話しかけられたり、鹿のもとに京都の狐からの預かり物を運搬するはめになったり、なんとなくそりの合わない生徒、堀田イトと共に剣道大会での優勝を目指す羽目になったり・・・任務に失敗して、鹿顔に変えられたりとトラブル続き。主人公の運命やいかに!
「鴨川ホルモー」と同様に古代がモチーフ。前回の舞台は京都だったが、今回は奈良。私の印象では、京都はこじんまりとして繊細で趣がある街だが、奈良は少し素朴でその分ダイナミックというかんじ。奈良の空気が伝わってくる感じがして、良い。また、人物像がコミカル。主人公はそもそも鹿男だし・・・・軽く読めて、かつ楽しめる成長物語です。ちなみにあをによしは奈良の枕ことばです。
<BOOK>☆☆☆☆★「鹿男あをによし」
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 今週の読書「八月の路上に捨てる」伊藤たかみ(06文春)(2009.02.20)
- 今週の読書「ほどけるとける」大島真寿美(06角川)(2009.02.16)
- 今週の読書「ダーティ・ワーク」絲山秋子(07集英社)(2009.02.14)
- 今週の読書「めぐみ」栗原恵(08実業之友社)(2009.02.10)
- 先日の読書「海の仙人」絲山秋子(新潮)(2009.01.29)



コメント