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オリンピック考

 オリンピック、毎日非常に楽しく見ている。思いがけない健闘のフェンシング、快進撃の水泳、体操・女子柔道も感動した。女子レスリングの浜口京子さんのさわやかな銅メダルも素晴らしい。自国の若いアスリートたちの芯の通った発言も小気味よく明日への活力がわこうというものである。

 しかし、女子マラソンおよび女子バレーで若干の疑問を感じたのでメモを残しておく。私見なので、異論、反論はあろうが・・・

 まず、女子マラソン。3人の代表枠があり、補欠を含む4人の選手がいたにも関わらず3人が故障というのは異様な事態ではないだろうか?ケガは誠にお気の毒で、責める気は毛頭ないのだが・・・野口選手が辞退した際に補欠の森本友選手が代役で北京のスタートラインに立つのかと思った。森本選手が出場に耐えられないのならば、補欠を交代させることはできなかったのか?補欠の意味がないのでは?女子のマラソン有名選手はたくさんいると思う。日本は相当選手層が厚いのではないかと思うが、早めに野口、森本、土佐の故障が分かれば対応できたのではないだろうか?コンディショニングの問題だろうか?情報を陸連はどの程度把握していたのか?4人中3人が故障というのは今まで例があったのだろうか?万全の状態で入賞者0なら、それはそれで仕方がない。世界のレベルが高いのだろうと思うが、万全なのが中村選手のみというのは不思議に感じる。けがをした方は本当に無念だと思うが、ここまでの間の悪さは何か原因があるではないだろうか?

 そして、女子バレー。中国戦は無残だった。栗原・荒木・高橋選手がドシャットの嵐。リベロの佐野選手が気の毒に思えた。しかし、問題はそのことではなく中国の選手層の厚さを見て、日本と思わず比べてしまった。苦しくなった際の控えが非常に機能している。に対して日本はセッター竹下が崩れるとすべてが終わる。登録セッターは河合がいるが、高校を出たばかり。国際試合の経験は少ない。オリンピックの強豪を相手にするには百戦錬磨の経験を持ち、流れを変えられるセッターの控えがいるのではないだろうか?男子は宇佐美・朝長というほぼ同等の経験値のセッターがいる。(男子も決して強くはないけれど)宇佐美の調子が悪ければ朝長がいる!という安心感がある。それで負ければ仕方ない!が女子は竹下の調子が悪ければ河合がいる!とはあんまり思えない。国内を見渡せば、ベテラン・中堅セッターは板橋・内田・横山・岡野・原などいるし、若手でも久光のレギュラーセッター橋本・東レの中道がいる。河合はJTで控えすら取っていないのでは?記憶によればJTには河村・遠藤という控えセッターがいたはずで竹下を含めれば4番手のセッターなのでは?呼ばれてしまった河合も気の毒な気がする。竹下はどうしてもブロックでは穴になるので、控えには竹下とは変わった色のセッターでなければあまり意味がない気がするのだが、河合自体もそんなに身長が高いわけではない。低身長を否定しないが、違う性質の控えを持ってこないと控えとしての意味をなさないのでは?と思うのだ。控え選手は安心感のあるベテランが多いが(河合以外30代)、苦しい時にはやたらに勢いのある元気な若手が1人や2人入っていてもいい気がするのだが、今回一番の若手の木村はすでに2度目のオリンピック。後進が育っていないことが分かる。強化というのは代表だけやればいいのではない。実業団も大学も高校も一丸にならないといけないと思う。目先の器用さだけで、ポジション決めをするのではなく、先を見据えて育成をして欲しい。あと、実業団ではバレー選手一人一人も栗原・荒木レベルの向上心があるアスリートが見えてこない。たとえ出場停止をくらっても自分のためになるチームに移籍するとか、海外に出るとか、武者修行に行くとかいう選手が少ない気がする。バレーの選手生命は20代後半が多いが、高校を出て10年程度しか活躍できない。野球などに比べると格段に短いのだから、限られた時間を有効に使ってほしい。バレーをやめた後社業に専念する選手がどれほどいるだろうか?会社に忠誠を誓うより、自分を生かす道を探してもっとアスリートとして輝いてほしい。代表選手だけが一定レベルでなく、日本人のバレーボールを生業とする選手全体が高まるために何か手段はないのか?けがをしないための体作りには、専門のトレーナー・栄養士もいるのでは?専属栄養士がいるチームはどのぐらいあるのだろう・・・まだまだ、絶対に伸び代はあると思うのだ。せっかくオリンピックの舞台にバレーが帰ってきたのだから・・・

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