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クレーマー

 週末図書館に行って来た。

 予約していた本が届いたので、整体に行った帰りに結構あわてて行った。閉館の時間近かった。と、カウンターを占領している中年女性がいた。延々何か文句を言っている。うーん、どいて欲しいんだけどなあ。と思っていたら気を遣って別の司書さんが対応してくれた。

 新刊をチェックしていると例の中年女性、まだ何か言っている・・・実は私、結構記憶力がいい。その記憶がふと呼び覚まされる。あー、この人、前にも文句いっていたぞ。そのときにはピンクの服を着ていたなあ。

 結局閉館まで、一人の係員を捕まえて延々文句を言っていた。いきさつは知らない。けれど、前にもあれだけ派手に文句言っていたんだから、フツーそれだけ気にくわなければ、来ないぞ。

 で、ふと思う。私にとって図書館はありがたい。ただで温かくて、リクエストすれば本を用意してくれて、時に返すのが遅くなって申し訳ない気持ちにすらなる。いろいろ手配してくれて、感謝こそすれ怒りをぶつける場ではない。それもただでサービスを提供してもらっているのだから、本当にありがたく思う。

 中年女性の怒りは正当なものだったのかもしれない。けれど、しょっちゅう図書館にいるわけでもない私が二回もクレームをつけている場面を目撃したと言うことは、この人はおそらくしばしばクレームをつけているのだろう。公共の施設であの態度はいただけない。だいたい、図書館で静かにするのは常識だし、私自身、お店とかでクレームをつけるときと言うのはほかの客の目立たないところでつける。それが、その場所に責任を持てない私なりの責任の持ち方だと思うからだ。

 図書館は公共の場だから、言われっぱなしだ。反論すらほぼできないに違いない。圧倒的に弱い立場の人間にああいう、態度は大人としてどうかと思う。最近、モンスターピアレントなど対行政暴力が取り上げられることがある。ああいうのがそれに当たるのかと思うと何となく、モラルの低下が実感できる。要はお互いのちょっとした思いやりのような気がするのだ。ああいう、行為で日頃の溜飲を下げるのは人としての品性を疑う。大人ならもっとスマートな注意の喚起の仕方ができるはずだ。ちょっと考えさせられた週末だった。

さて、良いこともありますね~。おくりびとがアカデミー賞を受賞しましたね。私、アンコール上映で見ることができましたが、本当に素晴らしい作品でした。納棺師という聞き慣れない仕事にスポットを当て、見事に描ききっていました。私がいいなあ~と思ったのは先輩納棺師の山崎努。飄々としてでも仕事のすごみも見せる難役で、本木雅弘演じる主人公の背中を押したり、引っ張ったりと良い働きを示す役でした。見直したのが広末涼子、納棺師の妻を初々しく、とまどいつつ、拒み、そして受け入れと揺れる役をかわいらしく演じています。本当にキュートで見直しました!コレは本当にDVDでも良いから見て欲しい映画です。死者への尊厳をこんなに感じさせる映画もないと思います。死を描くことで生を描く秀作だと思います。

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